2日連続日没順延 L.ウーストハウゼン、暫定8位タイ
初日は降雨による視界不良のため、2日目は雷雨による中断を挟み進行が遅れている欧州、アジアン両ツアー共催のバランタインズ選手権。現地時間26日、韓国のブラックストーンGCを舞台に行われた第2ラウンドは、最終組が5ホールを消化したところで2日連続の日没サスペンデッドが決定した。
そんな中、暫定トップに並んだのは通算7アンダーまで伸ばしたウェイド・オームズビー(豪)とアーノンド・ヴォンヴァニジ(タイ)の2人。1打差の暫定3位タイにアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)、ジェームス・モリソン(英)、ジェイブ・クルーガー(南ア)が並ぶ展開。
一方、出場者の中で世界ランク最上位(7位)につけるルイス・ウーストハウゼン(南ア)はバーディを量産した初日とは打って変わって我慢のゴルフを強いられ、2バーディ、1ボギーの1アンダー71止まり。それでも通算4アンダーは第1ラウンドのトーナメントリーダー、ヨハン・エドフォース(スウェーデン)、キム・ギハン(韓)らと並び暫定8位タイとまずまずのポジションをキープしている。
暫定首位タイに浮上したオームズビーは今月行われたパナソニック・オープン・インディアでプロ初優勝を飾ったばかり。「ゴルフの調子はすこぶる良い。(優勝したあと)ここ2週間は家に戻って練習に打ち込んで調整してきたし、好調が続いている」と表情は明るい。この日は2番ホールでスリーパットのボギーを叩いたものの、それ以外は随所で長いパットを沈め6バーディを量産し優勝戦線を引っ張る形となった。
ところで今大会には2人の日本勢が出場しているが、第1ラウンドではともに出遅れていた。しかし小林正則は第2ラウンドの7ホールを消化した時点で3バーディ、1ボギーと2つスコアを伸ばし、通算1アンダーで予選通過圏内の暫定44位タイに浮上している。もう一人の日本勢、平塚哲二は第1ラウンドの13番パー3でホールインワンを達成しながら、第2ラウンドは2バーディ、4ボギーの2オーバー74と良いところがなく、通算2オーバーは現時点の暫定カットライン通算イーブンパーに届いておらず、予選通過は微妙な状況となっている。