プロ初V狙う松山、2打差2位タイで最終日へ! 尾崎は22位タイ後退
前日、雷による中断の影響で日没サスペンデッドとなった国内男子ツアーのつるやオープンゴルフトーナメントは27日、兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースを舞台に第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。李泰熙(韓)が通算15アンダーで単独首位に立つ中、プロ2戦目の松山英樹も2打差の2位タイできっちり好位置をキープしている。一方で2日目まで暫定首位タイに立っていた“ジャンボ”こと尾崎将司は第3ラウンドで1つスコアを落として通算7アンダー22位タイに後退した。
予選ラウンドを首位に1打差の単独2位で終えた松山は第3ラウンド、前半を3バーディ、ノーボギーで回り3アンダーで折り返すと、後半は3バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフで3アンダー68。最終日はプロ初勝利を目指して、通算13アンダー2位タイの好ポジションから逆転優勝を狙う。
一方、初日にレギュラーツアーで史上初のエージシュートを達成した尾崎は、4位タイでスタートした第3ラウンドはスコアメイクに苦しんだ。序盤の3番、4番で連続ボギーを叩いた尾崎は、続く5番でバーディを奪い返すと、8番でもバーディ奪取に成功。後半も12番でバーディを奪い波に乗るかと思われたが、14番をボギーとすると最終18番でもボギーを叩いて1オーバー72。高山忠洋、松村道央、谷原秀人と並ぶ通算7アンダーの22位タイに順位を落とした。
その他上位陣は、松山と並ぶ2位タイに市原弘大、ジュビック・パグンサン(フィリピン)。通算12アンダー5位タイに上井邦浩、デービッド・オー(米)の2人、通算11アンダー7位タイに浅地洋佑、岩田寛らがつけた。新選手会長の池田勇太は第3ラウンドで4アンダー67をマークし、藤本佳則、深堀圭一郎らと並ぶ通算9アンダー10位タイに浮上している。
尚、昨季賞金王の藤田寛之はカットラインに2打及ばず通算1オーバー87位タイで予選落ちとなった。