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P.ケイシー復活Vなるか? P.ユーライン2勝目遠のく

更新日:2013/07/01 11:00
P.ケイシー復活Vなるか? P.ユーライン2勝目遠のく

 

 かつて世界ランクトップ10にその名を刻みながら、現在同ランク169位まで後退したポール・ケイシー(英)が復活をかけ優勝戦線に浮上した。

 アイルランドのカートンハウスGCで行われている欧州ツアーのアイリッシュ・オープンは現地時間29日、第3ラウンドの競技を終了。この日16位タイからスタートしたケイシーは6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマークし、通算9アンダー4位タイに浮上した。単独トップに立ったユースト・ルーテン(オランダ)とは4打差あるが、2011年以来となるツアー通算12勝目が狙えるポジションを確保している。

 ツアー11勝目を挙げた後のシーズンオフ、ケイシーはスノーボードをしている最中に転倒し鎖骨を骨折。完治に時間がかかり復活の足がかりがつかめずにいたが、ここに来て徐々に全盛期の勢いを取り戻しつつある。世界ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)やパドレイ・ハリントン(アイルランド)らが予選で姿を消した今、ケイシーにも十分チャンスはありそうだ。

 上位陣はルーテンに1打差の単独2位にパブロ・ララサバル(スペイン)が続き、通算10アンダー単独3位に前日のトーナメントリーダーのひとり、ロバート・ロック(英)。しかしロックとともに首位タイからスタートしたピーター・ユーライン(米)はスコアを2つ落とし、通算7アンダー12位タイに後退した。

 その他、ベテランのホセ・マリア・オラサバル(スペイン)が通算8アンダー6位タイの好位置を守っている。

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