さくら逆転Vで今季4勝目! 森田を抜いて賞金ランク首位に
更新日:2013/11/17 18:44
掲載日:2013/11/17 18:22
国内女子ツアーの伊藤園レディスゴルフトーナメントは17日、千葉県のグレートアイランド倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。横峯さくらがノーボギーの4アンダー68をマークして通算10アンダーまでスコアを伸ばし、逆転でツアー通算22勝目を挙げた。
1打差の4位タイでスタートした横峯は、3番で幸先良くバーディを先行すると、8番から3連続バーディ。11番からの残りホールもパープレーでしのぎ、4アンダー68でホールアウト。通算10アンダーで今季4勝目を飾るとともに、森田理香子から賞金ランク1位の座を奪取した。
一方の森田も最終日に意地の追い上げを見せたが、12番からの3連続ボギーが響き、6バーディ、3ボギーの3アンダー69止まり。通算6アンダー10位タイで終戦し、優勝賞金1,620万円を獲得して今季の獲得賞金を1億1,900万7,638円とした横峯に賞金女王レースで逆転を許した。今季初めて同ランク首位から陥落した森田(1億731万5,049円)だが、その差は約1,200万円。残り2試合は高額なだけに十分逆転は可能だ。
その他上位陣は、吉田弓美子が通算9アンダー単独2位に入り、賞金ランク3位に浮上。通算8アンダー3位タイグループにはこの日のベストスコア『65』を叩き出したナ・ダエ(韓)、服部真夕、大山志保ら。通算7アンダー7位タイに18歳の渡邉彩香、金田久美子らが名を連ねた。初日単独トップ発進の吉野茜は2日連続『73』で通算5アンダー12位タイに終わった。またアマチュアの保坂真由がアン・ソンジュ(韓)、比嘉真美子、佐伯三貴らと並び通算3アンダー14位タイに入っている。