ワールドカップ 日本は初日8位タイ 首位は米国&デンマーク
国別対抗戦 ISPSハンダ・ワールドカップゴルフは現地時間21日、豪州のロイヤル・メルボルンGCを舞台に第1ラウンドの競技を行い、日本チームの石川遼はイーブンパー71の13位タイ、谷原秀人は1オーバー72の21位タイで初日を終えた。
2番でバーディを先行させた石川だが、その後はバーディとボギーが交互に来る苦しい展開。14番を終え2オーバー低迷していたが、15、16番で連続バーディを奪いスコアをイーブンに戻した。一方の谷原も4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフながら1オーバーで耐えている。この結果、2選手の合計ストローク数で争われる団体戦で日本チームは8位タイにつけた。
個人成績の上位陣は、首位タイに5アンダー66をマークしたトーマス・ビヨーン(デンマーク)とケビン・ストリールマン(米)、1打差の3位タイに崔京周(韓)、マーティン・レアード(スコットランド)ら。注目の豪州チームは3アンダー68をマークしたジェイソン・デイが単独6位。米国チームのマット・クーチャーは石川と並ぶ13位タイ、谷原と同じ21位タイにはグラエム・マクドウェル(北アイルランド)、ピーター・ハンソン(スウェーデン)が入っている。
一方、米男子ツアーオフィシャルサイトの優勝候補予想で本命視されていたアダム・スコット(豪)は4オーバー75を叩いて、フランセスコ・モリナリ(伊)と共に46位タイと低迷。イタリアチームはもう一人のマッテオ・マナセロも5オーバー76で、ジョナス・ブリクスト(スウェーデン)と共に54位タイと出遅れた。
この結果、団体戦の順位は1位にデンマークチームと米国チームが並び、3位にポルトガルチーム、豪州チームは日本チームと同じ8位タイ、北アイルランドチームは16位タイ、スウェーデンチームは18位タイ、イタリアチームは23位タイとなっている。