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美香『68』で急浮上! 藍パット決まらず後退

更新日:2013/11/24 10:54
美香『68』で急浮上! 藍パット決まらず後退

 

 ムービングデーにダブル宮里が明暗を分けた。

 米女子ツアーの今季最終戦 CMEグループ・タイトルホルダーズは現地時間23日、フロリダ州のチバロンGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。今大会は今季行われた同ツアーの各トーナメントからそれぞれ上位3人ずつが出場権を獲得する(すでに出場権が確定している場合は順位が繰り下がる)独特なスタイルを採用しており、日本勢は4人が出場している。

 前日は4人全員がスコアを伸ばせなかったが、この日は26位タイからスタートした宮里美香が健闘。ノーボギーの4アンダー68で通算5アンダーまでスコアを伸ばし、16位タイで最終日を迎えることに。今季は国内で日本女子オープンゴルフ選手権競技2度目の優勝を飾り納得の結果を残したが、主戦場のアメリカでは未だツアー2勝目に手が届いていない状況。通算11アンダーで首位グループを形成するナタリー・ガルビス(米)、ポーナノン・パットラム(タイ)、ゲリナ・ピラー(米)とは6打差あるが、最終日は少しでも差を詰めて有終の美を飾りたい。

 今大会に勝てばルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)のチャンスがあった上原彩子はスタート直後の1番でボギー、2番でダブルボギーを叩いてつまずいたが、5番のバーディで盛り返し、後半3つバーディを追加。1アンダー71にスコアをまとめ、通算4アンダーで前日から5ランクダウンの20位タイにつけた。

 一方、「好調」だというショットにパットが噛み合ずスコアを落としたのが宮里藍。シーズン未勝利の藍は2バーディ、4ボギーの2オーバー74と2日連続でオーバーパーを叩き、通算5オーバー52位タイに後退。シーズンを「良い形で締めくくりたい」という思いを形にすることが出来ていない。

 有村智恵は3バーディ、2ボギーの1アンダー71と3日目にして初のアンダーパーをマークしたが、藍と同じ通算5オーバー52位タイにとどまっている。

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