森田劇的Vで賞金ランク1位返り咲き、横峯との決着は最終戦に
更新日:2013/11/24 17:34
掲載日:2013/11/24 17:13
森田理香子が横峯さくらをかわし、賞金女王争いトップに再浮上した。
国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンは24日、愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山を舞台に最終ラウンドの競技を終了。単独首位から出た森田は1イーグル、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフながら3アンダー69で回り、通算15アンダーで6月のサントリーレディス以来となる今季4勝目を達成した。この結果、優勝賞金1,800万円を加えた森田はわずか1週で女王争いトップの座を取り戻している。
後続に2打差をつけ最終日をスタートした森田だったが、前半は思うようにスコアを伸ばすことが出来ずに苦しんだ。1バーディ、1ボギーで迎えた9番ではまさかのダブルボギー。この時点で首位グループから転落してしまう。しかし後半は一気にシフトチェンジし、10番、11番で連続バーディを奪うと、16番のバーディで再びトップを捉える。17番パー5では果敢に攻めて2オンに成功すると、約20メートルのイーグルパットをねじ込んで約5か月ぶりの勝利を手繰り寄せた。
一方、前週優勝の横峯は3アンダー69でプレーし、通算11アンダー単独7位でフィニッシュ。賞金ランク2位に転落したが、森田との差は約280万円と肉薄しており、次週行われるシーズン最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎県、宮崎カントリークラブ)に2009年以来となるタイトルをかけることとなった。
また、シード権獲得なるかが注目された上田桃子は、首位と3打差の通算12アンダー3位タイに食い込み、賞金ランク55位から47位に浮上。同ランク上位50位以内を確定させ、見事来季の切符を手にしている。