L.ドナルド圧勝で連覇! 松山6位タイで賞金王確定持ち越し
更新日:2013/11/24 18:49
掲載日:2013/11/24 17:44
国内男子ツアーのダンロップフェニックストーナメント(宮崎県、フェニックスカントリークラブ)は24日、最終ラウンドの競技を行い、ディフェンディング・チャンピオンのルーク・ドナルド(英)が通算14アンダーで大会連覇を達成した。注目の松山英樹は6位タイに終わり、ルーキーとして初の賞金王確定は次戦以降に持ち越しとなった。
後続に2打差の単独トップから出たドナルドは前半、1番、2番の連続を含む4つのバーディを奪ってリードを広げる。後半は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったが、それでも「66」をマークしてただひとり二桁アンダーに乗せる圧勝。欧米ツアーに合わせて20試合以上出場した2013年シーズンは勝ち星がなかったものの、日本ツアーで元世界ランキングNo.1の実力を証明してみせた。
目下賞金ランキングトップの松山はこの日、首位に7打差の7位タイから逆転を狙ったが、2バーディ、1ボギーの1アンダー70とチャージはならず、ブラッド・ケネディ(豪)、李京勲(韓)と並ぶ通算3アンダー6位タイで終戦。賞金王争い2位につける金亨成(韓)がドナルドに次ぐ単独2位(通算8アンダー)の好位置に入ったが、シーズン残り2戦で約4,300万円差とタイトル獲得へ有利な状況は変わっていない。
その他上位陣では、4日間通じてのベストスコア(タイ)6アンダー65をマークした片山晋呉が通算7アンダー単独3位に入り、薗田峻輔とゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)の2人が通算4アンダー4位タイに食い込んでいる。