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表彰式で森田&横峯が笑顔! 国内女子ツアーは来季1試合増

更新日:2013/12/12 12:49
表彰式で森田&横峯が笑顔! 国内女子ツアーは来季1試合増

 

 森田理香子が晴れの舞台で堂々と登場した。

 今月1日に閉幕したLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで全日程を終了した日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の「LPGAアワード2013」が10日に華やかに行われたが、目立っていたのは初の賞金女王タイトルに輝いた森田の姿だった。

 最後の最後まで横峯さくらと女王タイトルを争った森田は、紺のパンツスーツの落ち着いた装いで登場。各賞受賞者の胸には生花のコサージュがつけられたが、これが森田にはよく映えて見えたのは女王の貫録だろうか。女王タイトルとともにベストショット賞、ベストコメント賞(いずれもメディアからの賞)を受賞して何度も檀上に呼ばれると、はにかみながらも堂々とコメント。特別賞を受賞しながらこの日は欠席した師匠、岡本綾子のコメントを聞いたときには感動に瞳を潤ませていた。

 だが、ポイント制のメルセデス最優秀選手賞は横峯にさらわれ、平均ストロークNo.1もアン・ソンジュ(韓)に奪われた。そのあたりを謙虚に受け止め、「平均パット数やリカバリー率を上げるなど、やるべきことはたくさんある。今年以上に努力しなければ」と、さらなる飛躍を誓っていた。

 一方、史上最長の101試合連続予選通過記録を樹立した横峯は、ミニのワンピース姿だったが大人の貫録をみせた。最優秀選手賞の賞金500万円と副賞のメルセデスベンツをゲットして笑顔で写真におさまると「自分のペースでもっと成績を残していきたい」と、こちらも来年こそ2度目の賞金女王を目標にすることを誓った。

 その他、新人賞に比嘉真美子、敢闘賞に吉田弓美子と大山志保が選ばれた。

 また、国内女子ツアーは2014年の日程も発表。ツアー開幕は例年通り3月のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(3月7〜9日/沖縄県、琉球ゴルフ倶楽部)で、最終戦もLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(11月27〜30日/宮崎県、宮崎カントリークラブ)と変わらないが、7月にセンチュリー21レディスゴルフトーナメント(7月25〜27日/静岡県、伊豆大仁カントリークラブ)が増えて今季より1試合増の37試合となる。賞金総額も今季より約9,000万円増え、史上最高額の32億5,000万円となった。これでツアーのオープンウイークは7月第2週と8月第1週だけとなる隆盛ぶりだ。

 同時に下部ツアーのステップアップツアーも2試合増えて全部で12試合となり、シニアのレジェンズツアーも2試合増えて合計4試合。女子プロ人気は来年も安泰のようだ。

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