マンデラ元大統領追悼大会は2日連続サスペンデッド!
更新日:2013/12/13 12:17
掲載日:2013/12/13 12:07
南アの英雄、故ネルソン・マンデラ元南アフリア大統領の名を冠した大会は、初日に続き2日目も悪天候に見舞われ、たった4時間しかプレーできずに終わった。
欧州、南アサンシャイン両ツアー共催のネルソン・マンデラ選手権(南ア、マウントエッジコムCC)は現地時間11日に開幕したが、この日は豪雨でスタートが遅れ、146人中57人がスタートすらできずサスペンデッド。翌12日は早朝からプレーが再開されたものの、またしても豪雨に襲われ、2日続けて全員が第1ラウンドのプレーを終えることができずにサスペンデッドが決定した。
そんな中で気を吐いたのがオリバー・ベッカー(南ア)だった。14番まで6バーディ、ノーボギーでプレーして6アンダー。前日、8アンダー62でプレーを終えて暫定首位に立ったダニエル・ブルックス(英)に2打差の暫定3位タイにつけた。
なお、反アパルトヘイトの闘士だったマンデラ氏を追悼するイベントとなった今大会らしく、大会前日のプロアマ・オークションディナーでは、様々なチャリティイベントを企画。マンデラ氏の写真や肖像画、記念品、さらにサンシャインツアーの選手たちが出品した品々がオークションにかけられ、6,215ユーロ(約88万円)の収益金が集まった。これに大会の売上金やスポンサー収益などを合わせた1,746万2,500ユーロ(約25億円)がネルソン・マンデラ児童基金に寄付され、ネルソン・マンデラ小児病院建設のためなどに使われる。