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PGA代議員総辞職! 会長は会見回避

更新日:2013/12/19 11:50
PGA代議員総辞職! 会長は会見回避

 

 日本プロゴルフ協会(PGA=森静雄会長)の代議員が総辞職することが決まった。

 現職副会長と理事(当時)が暴力団幹部とともにゴルフをするなど交際があった不祥事が発覚し、その後始末に追われていた同協会は、これまでに総辞職から出直し選挙という方針を打ち出していたが、2地区4名の代議員が辞表を出さずに18日の理事会に突入した。だが、話し合いの結果、この4名も辞表を出す方向で話がまとまり「一両日中に辞表が揃うことになる」(阿部信行副会長)ことが明らかになった。

 総辞職が行われた後は、14の地区ごとにやり直しの代議員選挙が行われ、最終的には来年2月24日の社員総会で理事を選出。互選で会長ら幹部が決定する流れとなる。

 協会の体質そのものが問われての出直し選挙だが、理事会後に森会長が体調不良を理由に姿を消し、取材を回避。総辞職が決まったという大切なタイミングで表に出ることから“逃げた”と言われても仕方のない対応をするなど問題意識の欠如は消えておらず、今後の成り行きに危惧を抱く声は大きい。

 国内ではあまり大きく扱われないPGAの問題だが、ワールドカップ会見の石川遼、谷原秀人の写真とともに報じている海外メディアもあるほどで、プロゴルファー統括団体の不祥事として取り上げられている。この現実をしっかり認識しないと改革はまだまだ遠いに違いない。

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