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石川&藤田組快勝! アジアチーム3対1で圧倒 ロイヤルT

更新日:2013/12/20 18:05
石川&藤田組快勝! アジアチーム3対1で圧倒 ロイヤルT

 

 石川遼&藤田寛之の日本人コンビがアジアチームのロケットスタートに貢献した。

 Y・E・ヤン(韓)主将率いるアジアチームとホセ・マリア・オラサバル(スペイン)主将率いる欧州チームが名誉をかけて激突する第7回 ザ・ロイヤルトロフィは現地時間20日、中国のドラゴンレイクゴルフクラブを舞台に開幕。1つのボールを2人が交互に打つフォーサム方式による4マッチを行いアジア選抜が3勝1敗のポイント3.0対1.0で初日を大きくリードした。

 同じ国の選手同士をペアにするヤン主将の采配がズバリ的中。第1マッチに登場したタイ人コンビ、トンチャイ・ジェイディ&キラデク・アフィバーンラト組がスティーブン・ギャラハー&ポール・ローリー(ともにスコットランド)組を5アンド3で下し幸先良い1ポイントを獲得。

 続くセカンドマッチに登場した石川&藤田は、飛ばし屋ニコラス・コルサーツ(ベルギー)&ベルント・ウィースバーガー(オーストリア)組と対戦。1番で石川がセカンドショットを左のブッシュに打ち込んだが、藤田がそれを上手くリカバリー。相手のミスを誘って1アップを奪うと、3番パー3で石川がバーディパットを沈め2アップ。出入りはあったが前半を3アップで折り返すと、11番パー5で相手がボギーを叩いて4アップ。12番、13番相手にマッチを連取されイヤなムードが漂った瞬間があるものの、16番を獲ったチームジャパンが3アンド2で欧州コンビを一蹴した。

「相手の調子が悪くてボギーを打ってくれて、その間(石川)遼がいいバーディパットを決めてくれたので展開的にはラクだった」と藤田。「今日はショットが良くなかったけれど、パットが決まってくれた。そういった意味で2人のコンビネーションが噛み合ったと思う」と石川。快調な滑り出しを切ったが「マッチプレーは何があるかわからない」と気を引き締めた2人。「1打1打、1戦1戦、丁寧にミスをしないゴルフをしたい」(藤田)と明日のチーム戦でリードをさらに広げたい意向だ。

 第3マッチに登場した金庚泰&金亨成(ともに韓国)組もアルバロ・キロス(スペイン)&トービヨン・オルセン(デンマーク)組を4アンド2で撃破。最終マッチは地元のリャン・ウェンチョン&呉阿順(ともに中)がデビッド・ハウエル(英)&マーク・ウォーレン(スコットランド)組との接戦をものに出来ず相手の2アンド1で敗れ、3勝1敗で初日を終えている。

 2日目はフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)4マッチ、最終日にシングルス8マッチを行い雌雄を決する。果たしてアジアチームがスタートダッシュを生かし連覇を達成することが出来るか注目だ。

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