松山、3日に渡米!
更新日:2014/01/01 15:14
掲載日:2014/01/01 14:18
松山英樹の2014年は、米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイ(現地時間1月9〜12日/ハワイ、ワイアラエCC)で幕を開ける。今季から米ツアーのスケジュールが大幅に変わり、2013年にシーズンは開幕しているが、2014年の2戦目となるこの大会に臨むために、松山は3日に渡米する。日本ツアー賞金王を決めた後、12月の国内ツアー最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップ欠場の要因となった左母指手根中手関節炎が完治したとは言えない状況だが、しばらく休んだことで状態は良くなっている。早めに現地入りして余裕をもって大会に備えるつもりだ。
故障で試合を休んだとはいえ、昨年4月のプロ転向以来、所属先を含めたスポンサー契約を保留にしていた部分が多かったことから、このオフは契約ラッシュ。契約にまつわる細かい作業や記者発表などスーパースターならではの多忙さに追われた。また、各賞の受賞式典などにも目玉選手として出席しスーツ姿を披露する機会が増えた。
松山は今季すでに3試合戦い29万3,433ドル(約3,000万円)を稼いでいるとはいえ、米ツアー元年となる2014年が厳しいものになることは十分に覚悟している。そのためにもできるだけ早く稼いでプレーに集中したい。
年末の世界ランクで50位以内という条件をクリアし、アマチュア時代に2年続けて出場するも昨年出られなかったマスターズ(現地時間4月10〜13日/ジョージア州オーガスタナショナルGC)への出場が決定している。マスターズのころには在学中の東北福祉大を卒業しプロゴルファーという肩書だけの身分になることから、オーガスタナショナルGCでの活躍を誓い、早々に始動する。これらの想いを心に秘めての渡米となるはずだ。