重永がツアー初Vに王手! 石川は28位タイで最終日へ
国内男子ツアーのつるやオープンゴルフトーナメントは26日、兵庫県の山の原ゴルフクラブ 山の原コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日首位タイに立ったツアー2年目の重永亜斗夢が4バーディ、1ボギーの3アンダー68をマークし、通算11アンダーで単独首位に頭ひとつ抜け出した。今季国内初参戦の石川遼は2つスコアを伸ばして通算3アンダーで前日の30位タイから28位タイにわずかに順位を上げて最終日を迎えることとなった。
この日首位タイでスタートした重永は2番で幸先良くバーディを奪い単独トップに立つと、6番、8番でバーディを重ねて後続を引き離す。9番でボギーを叩き2アンダーで折り返した後半はしばらくパープレーが続いたが、15番でバーディを奪取し3アンダー68。単独2位につけるマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)と1打差ではあるが、最終日逃げ切ってツアー初勝利をつかみたいところだ。
前日30位タイに後退した石川は前半、4番、6番でバーディを奪いチャージを期待させたが、その後はパープレーに終始。本人がラウンド後に「15番、16番、17番あたりでバーディパットを決められなかった」と振り返ったとおり後半1つもバーディを奪えず2アンダー69でホールアウトした。首位と8打差の通算3アンダー28位タイで3日目を終えたが、「明日いいスコアを出せるように頑張ります」と気合を入れ直した石川。残り18ホールで、本大会自身初のトップ10入りを目指す。
その他上位陣は、首位と2打差の3位タイに前日首位タイの片山晋呉、初日トップタイ発進の藤田寛之、金度勲(韓)がつけ、通算8アンダー6位タイに貞方章男、ハン・リー(韓)。通算7アンダー8位タイで矢野東、李京勲(韓)、I・J・ジャン(韓)が続き、小田孔明、金亨成(韓)らが通算6アンダー11位タイ位につけている。
尚、国内3連勝がかかっていた宮里優作は予選で姿を消している。