松山、完走36位タイ「4日間出来たのは大きい」
更新日:2014/08/11 12:57
掲載日:2014/08/11 10:30

松山英樹のメジャー最終戦は36位タイに終わった。
今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権は現地時間10日、ケンタッキー州のバルハラGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日の56位タイから猛チャージで上位を狙った松山は、序盤からアグレッシブに攻めた。
1番でバーディを奪うと、4番、7番もバーディ。8番でボギーとしたが9番で獲り返し3アンダーで折り返す。しかしここからスコアを伸ばせず、15番ではティーショットを右サイドの池に入れボギー。17番でチップインバーディを決めたが、通算3アンダー36位タイで今季のメジャーを終えた。今季のメジャー成績はマスターズ予選落ち、全米オープン35位タイ、全英オープン39位タイ。
大会前は現地のパワーランキング(優勝予想)で15位に挙げられ期待されたが、上位進出はならず。ショットもパットも万全とは言えなかった。それでも「状態としては良くなかったけど、4日間出来たのは大きい」と松山。調子が悪い中でもメジャーで戦い抜く術は吸収した。この経験は翌々週から始まるプレーオフシリーズで生かされるはずだ。
また、松山と同じ56位タイで出た小田孔明は、4バーディ、2ボギーの2アンダー69でラウンド。全英オープンの39位タイを越える成績を目指したが、通算2アンダー41位タイに終わっている。