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M.マーティンに続きM.ウィーも… メジャー覇者が相次いで姿消す

更新日:2014/09/12 10:23
M.マーティンに続きM.ウィーも… メジャー覇者が相次いで姿消す
あまりの痛みに顔をゆがめるM.ウィー。離脱が長引かなければいいのだが…。(写真提供:Getty Images)

 

 全英リコー女子オープン覇者モ・マーティン(米)に続き、全米女子オープンチャンピオンのミッシェル・ウィー(米)が大会から姿を消した。

 米女子ツアーの今季メジャー最終戦 エビアン選手権は現地時間11日、フランスのエビアン・リゾートGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今大会で右手人差し指のケガから約1か月ぶりの復帰を果たしたウィーだったが、13ホール終了時点で痛みに耐えきれなくなり無念の途中棄権となった。

 8月のマイヤーLPGAクラシックで右手に痛みを感じたウィーは初日途中に棄権を表明。後日右手人差し指の故障により3週間から5週間離脱するとLPGAから発表された。それ以来エビアン選手権での復帰を目指してきたウィーだが、大会を前にした医師の診断は「100%ではない」ということだった。

 それでも今季メジャー最終戦のティーグラウンドに立ったが、痛みは相当だったようで途中激しく顔をゆがめる場面も。クラブの選択ミスなどらしくないプレーも目立った。結局「痛いのならプレーを続けるべきではない」と医師が進言し、ウィー自身も「続けたかったけどこれを今シーズン最後の試合にしたくない」との結論に至ったという。

 大会前には全英覇者マーティンがケガにより欠場を表明。今回のウィーの途中棄権で2人のメジャー王者を欠くことになり、今季のメジャー最終戦は波瀾の幕開けとなっている。

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