今季初勝利を目指すB.リンシコムが首位浮上! 藍、野村は予選落ち
米女子ツアーの今季メジャー最終戦 エビアン選手権は現地時間12日、フランスのエビアン・リゾートGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位に6打差の4位タイからスタートしたブリタニー・リンシコム(米)が6アンダー65で回り、通算10アンダーで単独トップに立った。
インスタートのリンシコムは13番でバーディを奪うなど、前半3つのスコアを伸ばして折り返す。後半でも2番からの2連続を含む3バーディを奪い、この日6バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフを見せ、今季初勝利に向けて2日目を終えた。
また、初日に海外メジャー最少スコアとなる10アンダー61を叩き出したキム・ヒョージュ(韓)は、前半で3つスコアを落とすが、後半立ち上がりの2ホールで連続バーディを奪い、なんとか1オーバー72にまとめて1打差の単独2位に踏みとどまった。
日本勢は3人が予選を突破。インスタートの宮里美香は前半で1つスコアを伸ばすが、後半に4ボギー(2バーディ)を喫し、4バーディ、5ボギーの1オーバー72で通算1アンダー19位タイ。上原彩子は3バーディ、5ボギーの出入りの激しいゴルフで2オーバー73、横峯さくらは後半の3連続ボギーが響き、4バーディ、4ボギーのイーブンパー71で両選手ともに通算イーブンパー26位タイとなっている。
一方で、宮里藍は1番でダブルボギー、12番でトリプルボギーを叩くなど4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーと不安定のゴルフで6オーバー77のラウンド。通算9オーバー85位タイで予選落ちとなった。さらに野村敏京も6ボギー、1ダブルボギーの8オーバー79といいところがなく、通算12オーバー105位タイで今季メジャー最終戦を後にすることとなった。
上位はM.J.ハー(韓)がスコアを2つ伸ばして通算7アンダー単独3位。さらに昨季大会覇者のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)とカリー・ウェブ(豪)が通算6アンダー4位タイにつけている。また、ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のステイシー・ルイス(米)、今季2勝のリディア・コ(ニュージランド)らが通算5アンダー6位タイで並んでいる。