上位混戦のまま最終日へ 石川は大きく後退
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2014/09/27 17:03
日本、アジアン両ツアー共催のアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフは27日、茨城県の大利根カントリークラブ 西コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。中国の梁津萬が4バーディ、2ボギーの2アンダー69で2つスコアを伸ばし、通算5アンダーで単独首位に浮上した。
1打差の単独2位には、この日4つのバーディを奪い、3アンダー68でラウンドした山下和宏。プロ16年目のベテランが、初勝利を目指して最終日を迎える。通算3アンダーの3位タイには、日本人が3人。この日のベストスコアとなる5アンダー66をマークした宮里優作、塚田好宣、竹谷佳孝と実力者が並び、優勝争いに注目が集まる。
また、3打差の6位タイには賞金ランキング5位の金亨成(韓)や片山晋呉、S・K・ホ(韓)ら8人、通算1アンダー14位タイにも同ランク3位の藤田寛之など10人が並んでおり、トップと4ストローク差の中に23人がひしめく大混戦となっている。
一方、27位タイからスタートした石川遼は、出だしの10番(インスタート)で幸先よくバーディを先行させたものの、直後の11番から痛恨の3連続ボギー。さらに18番でダブルボギー、折り返し後の2番でもボギーを喫して一気にリーダーボードを後退した。5番からは2連続バーディと意地を見せたものの、4バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの3オーバー74で、賞金ランクトップの小田孔明らと同じ通算3オーバー40位タイまで順位を下げている。