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P.ミケルソンが10大会目で初の終日欠場…

更新日:2014/09/28 18:50
P.ミケルソンが10大会目で初の終日欠場…
ライダーカップ参戦10回目にして初めて終日欠場の屈辱を味わったP.ミケルソン。(写真提供:Getty Images)

 

 スコットランドのグレンイーグルスを舞台に行われたライダーカップ2日目(現地時間27日)。米国チームのフィル・ミケルソンは10度目の出場で、初めて終日プレーする機会を与えられなかった。尚、大会は欧州チームが10.0ポイント対6.0ポイントで3連覇に王手をかけている。

 5度のメジャー制覇を誇るミケルソンだが、この日はコースの外からチームメイトに声援を送るだけに止まった。初日にキーガン・ブラッドリー(米)とのコンビで2マッチを戦い1勝1敗。トム・ワトソン主将に2日目のプレー出場を懇願していたが、受け入れらず戦況を見守るだけとなった。

 ワトソン主将がミケルソンを休ませたのは、初日のプレー後に疲労が溜まっているように見えたから。「昨日は彼(ミケルソン)に2ラウンドさせたら、夜に疲れているように見えた。2ラウンドさせたのは間違った選択だったかも知れない」。44歳のミケルソンの体力消耗を配慮したことを理由に挙げた。

 過去9回の出場で44セッション中、38セッションでプレーしているミケルソンが、1大会で2セッションを欠場したのは初出場となった1995年大会のみ。終日不参加という屈辱を初めて味わうことになったが、ミケルソンは「チームに勝って欲しいし、僕らがするべきことだけを考えている」と多くを語らなかった。

 明日のシングルスではスティーブン・ギャラハー(スコットランド)と5マッチ目で対戦する。米国チームがカップを奪還するには8.5ポイントが必要だが、終日欠場の悔しさをぶつけることが出来るのか? ここまで米国チームを牽引してきたベテランが最終日に意地を見せる。

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