2打差に12人の混戦、首位はJ.B.ホームズとH.イングリッシュ
更新日:2015/02/08 10:05
掲載日:2015/02/08 09:52
カリフォルニア州トリーパインズGCが舞台の米男子ツアー、ファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間7日、サウスCで第3ラウンドの競技を行い、J.B.ホームズ(米)とハリス・イングリッシュ(米)が通算9アンダーでトップタイで並んだ。1打差の3位タイに、ジミー・ウォーカー(米)ら5人がつけている。
5打差16位タイで出たホームズは、前半を2アンダーで折り返すと後半も4バーディ、2ボギーと2つスコアを伸ばし4アンダー68でラウンド。3日間の平均飛距離は303.8ヤードで5位につけているが、得意の飛ばしを生かして昨季のウェルズ・ファーゴ選手権以来のツアー4勝目に王手をかけた。
また前日トップのイングリッシュは、1番バーディの後、4番でダブルボギー。13番でバーディを獲り返したが16番でボギーを叩き、この日は2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73とスコアを1つ落とした。17番では2打目をバンカーに入れるなど、約5メートルの下りのラインを残したが、これをカップの真ん中から沈めてパーセーブ。連続ボギーとなるピンチを回避し、オーバーパーを最小限に食い止めた。
その他上位はビル・ハース(米)とジェイソン・デイ(豪)ら5人が通算7アンダーで8位タイにつけ、イアン・ポルター(英)ら4人が通算6アンダー13位タイで続く展開。注目された松山英樹と石川遼の日本勢と地元出身のフィル・ミケルソン(米)は予選で姿を消し、トリーパインズGCで8勝のタイガー・ウッズ(米)は、初日12ホール目で背中の痛みを訴え途中棄権している。