地元N.ヘニングが首位発進 ライダーC主将のD.クラークは出遅れ
欧州ツアーのジョバーグ・オープンは現地時間26日、南アフリカ、ロイヤル・ヨハネスバーグ&ケンジントンGCのイーストC(EC)およびウェストC(WC)を舞台に開幕し、初日のラウンドを終了。ウェストCをラウンドした地元のニック・ヘニングが、9アンダー62と好スコアをマークし、リーダーボードのトップに立った。
ヘニングは立ち上がりの1番から連続バーディを奪うと、3番ではイーグル。さらにその後も3つのバーディを奪い、前半を7アンダー「29」で折り返す。後半は15番からの連続バーディのみにとどまったが、1イーグル、7バーディ、ノーボギーでホールアウト。コースレコードを樹立した45歳は「素晴らしい結果だね。ハーフを29で回るなんて、ここ数年なかったよ」と自らも驚き。「ここ数か月は良いプレーが出来てたけど、スコアには反映されてなかった。結果を出せたことで、自分がまだ出来ることを証明できたよ」とご満悦の様子だった。
トップと1打差の2位タイには、テジャート・ヴァン・デル・ウォルト(南ア/WC)、ティッチ・ムーア(南ア/WC)、トーマス・ピータース(ベルギー/WC)の3選手が並んでいる。連覇を狙うジョージ・クッツェー(南ア/WC)は、5アンダー66で同胞のトーマス・エイケン(EC)らと並び16位タイ。ツアー5勝目を狙うグレゴリー・ボーディ(仏/EC)は2アンダー70で64位タイとなっている。
また、2016年ライダーカップの欧州代表チーム主将に任命されたダレン・クラーク(北アイルランド/EC)は、イーブンパー72で114位タイと出遅れ。上位選手には全英オープン(7月16日〜19日/スコットランド・セントアンドリュース)の出場権が与えられる今大会は熾烈なバーディ合戦となりそうなだけに、2日目以降の行方に注目だ。