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W.クッツェーがトップで最終日へ 初優勝への気負いはなし

更新日:2022/10/26 00:57
W.クッツェーがトップで最終日へ 初優勝への気負いはなし

 

 欧州ツアーのジョバーグ・オープンは現地時間28日、南アフリカ、ロイヤル・ヨハネスバーグ&ケンジントンGCのイーストCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。南アフリカのウォーリー・クッツェーが、通算14アンダーまでスコアを伸ばし首位をキープした。

 第2ラウンドで6アンダー65と好スコアでラウンドしたクッツェーだったが、この日は4番でボギーを先行させてしまう。それでも、9番からの5ホールで4つのバーディを奪うと、最終18番でもスコアを伸ばし、5バーディ、3ボギーで2アンダー70をマーク。「1度、パットの感覚がなくなってボギーを叩いたけど、その後ナーバスになることはなかったよ」と、ベテランらしいプレーぶりで後続とのリードを2打差に広げ、最後の18ホールへ挑むこととなった。

 第2ラウンド終了後には優勝争いを“マラソン”に例えたクッツェー。ついに、初優勝に王手をかけたが「ポジティブな気持ちを保たないといけない。自分とキャディはこの状況を楽しんでるし、明日もそうできると願いたい」と落ち着いた様子。「思っている以上に危険はある。でも、明日は、ただ最終日というだけだ。今日はぐっすり眠るよ」と42歳に気負いは感じられない。

 通算12アンダーの2位タイには、この日7アンダー65を叩き出したスティーブ・ウェブスター(英)、テジャート・ヴァン・デル・ウォルト(南ア)ら4選手、通算11アンダーの6位タイには連覇を狙うジョージ・クッツェー(南ア)やアンディ・サリバン(英)ら9選手が並んでおり、3打差に14選手がひしめく混戦模様となっている。

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