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松山、イーブンパーも41位タイ浮上 小田と藤田は大苦戦

更新日:2015/03/07 10:47
松山、イーブンパーも41位タイ浮上 小田と藤田は大苦戦
41位タイとわずかに順位を上げた松山。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季第2戦、WGC-キャデラック選手権は現地時間6日、フロリダ州のトランプ・ナショナル・ドラルを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日で59位タイと出遅れた松山英樹は、イーブンパー72とスコアを伸ばすことは出来なかったものの、通算4オーバーで41位タイと順位を上げた。

 アウトスタートの松山は2番で約7メートルのバーディパットを決めると、7番でもスコアを伸ばすなど前半を1アンダーで折り返す。その後、12番で3パットのボギーを叩くなど1オーバーで迎えた16番341ヤードのパー4では果敢に池越えを狙い1オンに成功。イーグルこそならなかったが、タップインバーディを奪い、この日を3バーディ、3ボギーでホールアウト。大会は折り返し地点を迎えトップとは13打差だが、本人も「オーバーを打たなければ100点」と話すほどの難コースなため、上位勢が崩れる可能性は十分にある。ムービングデーでは1つでも多くスコアを伸ばし、最終日をいい位置で迎えることができるだろうか。

 一方、小田孔明と藤田寛之は大苦戦。小田は4ボギー、2ダブルボギー(2バーディ)で6オーバー78のラウンドとなり、通算8オーバーで63位タイ。藤田はアウトスタートの前半だけで7つのボギーを叩くと、後半も2ボギー、1ダブルボギーで11オーバー83。通算14オーバーで73選手中最下位に沈んでいる。

 単独トップは初日に10アンダー「62」と驚異的なスコアを叩きだしたJ.B.ホームズ(米)。しかし、1アンダーで迎えた最終18番“ブルーモンスター”で池に捕まりダブルボギー。通算9アンダーで後続との差は2ストロークに縮まっている。

 通算7アンダーの単独2位にはライアン・ムーア(米)。3打差の単独3位には、今大会から通常のパターを使用しているアダム・スコット(豪)。通算4アンダーの4位タイにはバッバ・ワトソン(米)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がつけている。世界ランクNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は前半を3バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフとなると、8番では第2打を池に入れてクラブを池に投げ捨てる場面も。それでもバックナインでは2つスコアを伸ばし、通算1アンダー11位タイに浮上している。

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