石川「69」で22位タイ浮上! 松山は終盤のイーグルで予選突破

米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待は現地時間20日、フロリダ州のベイヒルGC&ロッジを舞台に第2ラウンドの競技を終了。石川遼が3つスコアを伸ばして通算5アンダーで23位タイ、松山英樹はイーブンパー72のラウンドで通算2アンダー55位タイとなり、決勝ラウンド進出を決めた。
石川は、インスタートの10番でバーディを奪う幸先の良い立ち上がりを見せると、12番もバーディとするなど、前半を4アンダーで折り返す。3番でスコアを伸ばした直後の4番からは連続ボギーを叩いたものの、残り4ホールは持ち直してパーを並べ、5バーディ、2ボギーの3アンダー69でホールアウト。トップとは8打差なものの、上位フィニッシュを視界にとらえた。
一方の松山は、出だしの1番パー4でティーショットをバンカーに入れるなど、グリーンまでに3打、さらに3パットを叩きダブルボギーを喫する。8番でもボギーを叩いた前半は3オーバーと予選突破に暗雲が立ち込めたが、折り返した10番をバーディとすると、16番パー5の第2打をピンそば90センチに寄せてイーグルを奪取。1イーグル、1バーディ、1ボギー、1ダブルボギーとスコアを伸ばすことはできなかったが、週末の戦いにコマを進めた。
単独首位からスタートしたモーガン・ホフマン(米)がこの日も好調なプレーを展開。3番から4連続バーディを奪うなど、前半で6つ、後半で3つのバーディを奪って、9バーディ、2ボギーの7アンダー65をマーク。通算13アンダーまで伸ばし、2位タイにつけた世界ランクNo.3のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)ら3人に3打差をつけている。
また、32位タイから出た同ランクNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は、前半を2アンダーで折り返すと、2番から5連続バーディをマークし、7バーディ、1ボギーの6アンダー66でラウンド。通算8アンダーまでスコアを伸ばし、6位タイに浮上した。
同No.5のジェイソン・デイ(豪)は通算4アンダーで29位タイ。同No.4のアダム・スコット(豪)は、1つスコアを落とし、通算3アンダーの40位タイに後退している。