倉本は大崩れの「76」で17位タイ C.モンゴメリーは連覇に王手

米チャンピオンズツアー今季メジャー第2戦のシニアPGA選手権が現地時間23日、インディアナ州のフレンチリックを舞台に第3ラウンドの競技を終了。単独5位からスタートした倉本昌弘は4オーバー76と大崩れし、通算3オーバー17位タイとなった。
倉本は序盤3ホールで2つスコアを落とすなど、前半を4オーバーでハーフターン。後半では10番など3ホールでバーディとするも、ボギーも3つ叩き、最終的には3バーディ、7ボギーと大きくスコアを落としたムービングサタデーとなった。最終日を前にトップとは5打差。初日以来となるアンダーパーのラウンドで、目標とするトップ10フィニッシュなるだろうか。
20位タイから出た室田淳は出だしの2番でバーディを獲り、1アンダーでハーフターン。しかし、後半は15、16番で3つスコアを落とし、2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73でラウンド通算4オーバー24位タイに後退した。羽川豊は前半で4つスコアを落とすなど、5オーバー77。通算13オーバー70位タイとなっている。
単独トップはディフェンディング・チャンピオンのコリン・モンゴメリー(スコットランド)。ボギー発進となったこの日、前半のうちにイーブンパーに戻すと、後半に2バーディをマーク。3バーディ、1ボギーの2アンダー70と堅実なプレーで、通算5アンダーとし、連覇に王手をかけた。
その他上位には、通算2アンダー単独2位に、8番パー4でイーグルを奪うなど3アンダー69で回った昨季賞金王・ベルンハルト・ランガー(独)。3位タイにはエステバン・トレド(メキシコ)、ブライアン・ヘニンガー(米)ら3人が並んでいる。単独トップ発進のトム・レーマン(米)は、6オーバー78で通算2オーバー13位タイと順位を落としている。