R.マキロイ、凱旋優勝なるか 名コースにトッププレーヤーが集結

欧州ツアーのドバイ・デューティフリー アイリッシュ・オープン Hosted by ザ・ローリーファウンデーションが現地時間28日、北アイルランドのロイヤル・カウンティ・ダウンGCを舞台に開幕。世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)が母国オープン制覇を目指す。
前週、同ツアーのフラッグシップ大会、BMW PGA選手権では、2日目に「78」を叩き、まさかの予選落ちとなったマキロイ。しかし、今週は以前からメジャー大会に匹敵するほどの重要な大会の1つと語っていた母国オープンだ。さらに、26歳の王者にとって今大会が特別な理由は、自らの財団がホストを務めるという点にもある。
そのため、コース外での活動でも忙しいスケジュールをこなすことにはなるが「素晴らしい大会にするために、夜のイベントに参加するなど、出来る限りのことはしたい。多くの責任がこの大会ではあるが、それは良いプレーをする妨げにはならない」とプレーには影響しないと強調。「自分のパフォーマンスが、誰かの助けになるのであれば、それは素晴らしいことだ」とギャラリーを湧かせるようなプレーをすると約束した。
世界でも指折りのリンクスコースとして知られるロイヤル・カウンティ・ダウンGCには、ビッグネームが多数集結した。マキロイをはじめ、ルーク・ドナルド(英)、アーニー・エルス(南ア)、マーティン・カイマー(独)、リー・ウェストウッド(英)といった歴代の世界No.1経験者、さらにパドレイ・ハリントン(アイルランド)、ダレン・クラーク(北アイルランド)らメジャーチャンピオンは総勢8名にのぼる。
さらに米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権を制したリッキー・ファウラー(米)、プレーオフで惜しくも敗れたセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ディフェンディング・チャンピオンのミッコ・イロネン(フィンランド)らも虎視眈々とトロフィを狙う。果たして、激戦の行方は?!