第2Rは日没順延 J.スピースは暫定11位タイに浮上 暫定首位にはS.ボウディッチら3人
更新日:2015/05/30 13:39
掲載日:2015/05/30 13:27

米男子ツアーのAT&Tバイロン・ネルソン選手権が現地29日、テキサス州フォーシーズンズ・リゾート&クラブ・ダラス at ラスコリナスを舞台に第2ラウンドの競技を行ったものの、荒天でスタートが遅れ、最終的に日没サスペンドにより順延が決定。翌30日の午前8時より再開することとなった。
14番ホールのフェアウェイが前日の豪雨の影響によりプレー不可能となったことで、この日の競技はパー4(406ヤード)からパー3(104ヤード)に急きょ変更してスタート。ティショットの位置を変えてのプレーとなったことに、選手たちも驚きを隠せない様子だった。
「奇妙だった」と即席ホールを振り返ったジョーダン・スピース(米)は、その14番でこの日最初のバーディを奪うなど、前半を2バーディ、1ボギーの1アンダーで折り返す。迎えた後半は2番から連続バーディ、16番から3連続バーディを決めるなど4つスコアを伸ばし、7バーディ、2ボギーの5アンダー64でホールアウト。33位タイから暫定11位タイに浮上し、地元での優勝に向けて好位置につけている。
暫定でトップタイに並んだのはジミー・ウォーカー(米)、スティーブ・ボウディッチ(豪)、ジョン・カラン(米)の3人。単独首位から出たボウディッチは、1アンダー68で通算9アンダーとしたものの、6アンダー63のカラン、3アンダー66のウォーカーに追いつかれる形となった。
通算8アンダーの暫定4位タイにはキャメロン・パーシー(豪)とライアン・パーマー(米)。昨年王者ブレンドン・トッド(米)は1アンダー68のラウンドで通算1オーバーとし、暫定99位タイで予選突破が絶望的となっている。