地元出身A.ノレンが単独首位に　スウェーデン勢が上位を席巻

　欧州ツアーのノルデア・マスターズは現地時間6日、スウェーデンのPGAスウェーデンナショナルを舞台に第3ラウンドの競技を終了。地元出身のアレクサンダー・ノレンがこの日のベストスコア5アンダー67をマークし、通算11アンダーの単独首位に立った。

　2011年の今大会を最後に優勝のないノレンは、最初の5ホールで4バーディを奪う絶好の滑り出し。3アンダーで迎えた後半でも、10番からの連続バーディなどで2つスコアを伸ばし、7バーディ、2ボギーのラウンドでツアー通算4勝目を大きく引き寄せた。

　同じくスウェーデン出身で世界ランキングNo.4のヘンリック・ステンソンは、出だし1番で幸先よくイーグルを奪うと、直後の2番でもバーディを奪取。2アンダーで迎えたバックナインでもバーディを先行させ、1イーグル、4バーディ、2ボギーの4アンダー68でホールアウト。同郷のクリストファー・ブロウバーグらと通算6アンダーの6位タイに浮上している。

　トップと2打差の単独2位にはマクシミリアン・キーファー（独）。通算8アンダーの3位タイにはともに地元出身のイェンス・ダントープとセバスチャン・ソダーバーグが並び、上位8名中6人をスウェーデン勢が占める展開となった。

　そのほか、初日からトップを走っていた地元アマチュアのマルクス・キヌルトは、5オーバー77と大きくスコアを落とし、通算4アンダー14位タイに後退。トーマス・ビヨーン（デンマーク）は2オーバー74のラウンドで通算1オーバーとし、64位タイに順位を下げている。