S.ピーターセンがツアー15勝目 日本勢最上位の野村は46位タイ
更新日:2015/06/08 10:40
掲載日:2015/06/08 10:18
米女子ツアーのマニュライフ・フィナンシャルLPGAクラシックは現地時間7日、カナダのホイッスルベアGCで最終ラウンドの競技を終了。1打差の首位で出たスーザン・ピーターセン(ノルウェー)がさらに3つスコアを伸ばし、通算22アンダーでリードを守った。
ピーターセンの勝利は4勝を挙げた2013年シーズン以来。昨季は腰痛、今年も肩の不調を訴えていた。「痛みの涙を流してきたし、故障は壁に頭をぶつけているようだった」と感慨深そうに語り、ブッチ・ハーモン氏をスイングコーチに迎えたことがよかったと感謝を表した。「新しいコーチ、新しいキャディを迎え、いいフィーリングで、新しいスタート」と話した。
ブリタニー・ラング(米)がこの日のベストスコアの7アンダー65をマークし、通算21アンダーの単独2位。終盤に2つのバーディを奪い、勢いでは勝っていたが、わずかに及ばなかった。「リーダーボードは見ないようにしたが、近づいていることはわかった」と語り、プレーオフに持ち込めなかったもののポジティブに捉えたいと話した。
日本勢は22位タイから出た野村敏京が3オーバーの75とスコアを落とし、通算7アンダーの46位タイ。宮里美香もイーブンパーとスコアを伸ばせず、通算5アンダーの54位タイ。最下位の70位で出た上原彩子は4アンダー68の好ラウンドで通算4アンダーとし、59位タイに浮上して終えた。
通算18アンダーの単独3位にはマリアージョ・ウリベ(コロンビア)が入った。昨年覇者インビー・パーク(韓)は通算13アンダーで11位タイ、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)は通算10アンダーの27位タイに終わった。