ホステスプロの藍が26位タイ発進! 成田「63」で単独トップ
国内女子ツアーの今季第15戦、サントリーレディスオープンゴルフトーナメントが11日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。ホステスプロとして主戦場のアメリカからスポット参戦している宮里藍は、第1ラウンドを3バーディ、2ボギーの1アンダー71で回って26位タイにつけた。
インスタートの藍はこの日、テレサ・ルー(台)、アマチュアのハナ・グリーン(豪)と同組でティーオフ。出だしの10番でボギーと叩くと、12番バーディの後、14番でもスコアを落として1オーバーでハーフターンする。しかし後半に入るとギアチェンジ。グリーンが広い486ヤードの1番パー5でバーディを奪取し、続く2番パー4もバーディとして1アンダーまで盛り返す。残り7ホールはスコアを伸ばすことができなかったものの、しっかりとパープレーで凌いで、2013年大会覇者の森田理香子、金田久美子、全美貞(韓)、申ジエ(韓)、吉田弓美子らとともにまずまずの位置を確保した。
「今年は25回という記念大会ということもあり出場を決めた。今の等身大のプレーがしっかり出来るように頑張りたい」と語る藍。2004年の第14回大会を制しているが、今年もホステスプロとして結果を残すことができるか注目したい。
一方、トーナメントリーダーは、全英リコー女子オープン(現地時間7月30日〜8月2日/スコットランド、トランプ・ターンベリー・リゾート)の出場を狙う成田美寿々。前半の11番から圧巻の5連続バーディでリーダーボードを浮上すると、その後も4つバーディを奪ってノーボギーの9アンダー63を叩きだした。3打差の単独2位にディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ(韓)。4アンダー68の5位タイにイ・ボミ(韓)、藤田光里、堀琴音、原江里菜、酒井美紀らが続いている。
その他、上田桃子が2アンダー70で斉藤愛璃、飯島茜と並ぶ16位タイ。アマチュアの勝みなみ(鹿児島高2年)は2オーバー74と乱れ、72位タイと出遅れた。