横峯、今季ベスト目指し10位タイで最終日へ I.パークは単独首位から3連覇狙う
米女子ツアーの今季メジャー第2戦、KPMG女子PGA選手権は現地時間13日にニューヨーク州ウエストチェスターCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。横峯さくらが4アンダー69で回り、通算5アンダー10位タイに浮上した。
32位タイからスタートした横峯は、4番から連続バーディを奪取。1アンダーで折り返した後半でも3バーディとスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギーでホールアウト。トップとは9打差と優勝争いは厳しい状況だが、今季最高位(8位タイ)更新の可能性を十分に残しての最終日となった。
同じく32位タイからのスタートとなった宮里美香は、4バーディ、3ボギーの1アンダー72でラウンドし、通算2アンダー22位タイに浮上。47位タイから出た野村敏京は1オーバー74とスコアを落としながらも、通算2アンダー40位タイに順位を上げている。
後続に2打差をつけて単独トップに立ったのは、ディフェンディング・チャンピオンのインビー・パーク(韓)。首位と1打差の2位タイから出たパークは、前半をノーボギーの3アンダーで折り返すと、バックナインでもつまずくことなく、12番、15番とバーディを奪取。さらに上がり2ホールも連続バーディとし、ノーボギーの7アンダー66と完璧なラウンドで大会3連覇へのポールポジションを獲得した。
前日単独トップのキム・セイヨン(韓)は6バーディ、2ボギーの4アンダー69でホールアウト。通算12アンダーとしたものの、パークに2打差でかわされ単独2位に後退した。パークと並ぶ2位タイから出たカリー・ウェブ(豪)は、ボギー先行のラウンドで、4バーディ、3ボギーの1アンダー72と伸ばし切れず、前週からの連勝を狙うスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)と並ぶ通算8アンダー3位タイにつけている。
そのほか上位陣には、通算7アンダーの単独6位に今季初勝利を狙うモーガン・プレッセル(米)。通算6アンダーの7位タイにはブリタニー・リンシコム(米)、フォン・シャンシャン(中)、キム・ヒョージュ(韓)の3人が続く。ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のステイシー・ルイス(米)は、横峯、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)らとともに10位タイとなっている。