B.ランガー、8打差の一人旅! 連覇達成ならA.パーマー以来
更新日:2015/06/14 12:06
掲載日:2015/06/14 11:49
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第3戦 コンステレーション・シニアプレーヤーズ選手権は現地時間13日、マサチューセッツ州のベルモントカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンのベルンハルト・ランガー(独)が、後続に8打差をつける独走態勢で、今季初優勝に王手をかけた。
予選ラウンドを連日の「65」で通過したランガーは、この日も安定したプレーを披露。前後半で2つずつのバーディをマークすると、前日に続きノーボギーで18ホールを回り、4アンダー67を記録。通算16アンダーまでスコアを伸ばした。「明日、アンダーパーで回ることが出来れば、他の選手が自分を捕まえるのは難しくなるだろうね」と、昨季年間&賞金王は優勝への手ごたえを十分に掴んだ様子だ。
昨年のメジャー最終戦 全英シニアオープンでは、同じく3日目終了時点で8ストロークのリードを奪うと、最終的には13打差で優勝しメジャー最多ストローク差記録を達成。今回はどこまで差を広げることができるかにも注目が集まる。そして、連覇達成となれば1985年のアーノルド・パーマー(米)以来の快挙となる。
通算8アンダーの単独2位には、ラス・コクラン(米)。通算7アンダーの3位タイには、この日4つスコアを伸ばした賞金ランク&チャールズ・シュワブカップポイントでトップを快走するコリン・モンゴメリー(スコットランド)、ジェフ・ハート(米)、スコット・バープランク(米)が続いている。
今季1勝で3位タイから出たリー・ジャンセン(米)は、イーブンパー71とスコアを伸ばせず通算6アンダー7位タイに後退。2013年大会覇者のケニー・ペリー(米)は、通算4アンダー19位タイとなっている。