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G.ボーディが完全Vに王手 R.カブレラ-ベロらは思わぬ中断で崩れる

更新日:2022/10/26 00:57
G.ボーディが完全Vに王手 R.カブレラ-ベロらは思わぬ中断で崩れる

 

 欧州ツアーのライオネス・オープンは現地時間13日、オーストリアのダイアモンドCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日からトップを走るグレゴリー・ボーディ(仏)が通算15アンダーにスコアを伸ばし、ツアー5勝目に王手をかけた。

 この日は現地午後2時40分から雷雲接近により95分間プレーを中断するというアクシデントが発生。「中断時間もあって難しい状況だったが、また良いラウンドが出来た」と語るボーディは、出だし1番からバーディ発進に成功すると、5番でも1つスコアを伸ばしてノーボギーの2アンダーで前半を折り返す。迎えた後半も10番からバーディを先行させると、15番でこの日最初のボギーを叩くも、16番のバーディですぐさま取り返し、4バーディ、3ボギーの3アンダー69でホールアウト。4打あったリードを単独2位のラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)に2打差まで縮められたものの「3アンダーなら上出来」と話す余裕を見せている。

 4位タイから通算13アンダー単独2位に浮上したカブレラ-ベロは、1イーグル、6バーディ、2ボギーの6アンダー66でホールアウト。2009年王者の31歳は3番パー4でイーグルを奪うなど、前半7ホールのうちに一気に5つスコアを伸ばしたが、プレー中断明けは11番、14番でボギーを叩くなど失速。バックナインではスコアを伸ばし切れず、トップと2打差から逆転優勝を狙うこととなった。

 2位タイからスタートしたクリス・ウッド(英)は、出だし1番から3連続バーディと圧巻の滑り出しを見せるも、プレー中断後の9番で痛恨のダブルボギー。カブレラ-ベロと同様、思わぬアクシデントに足元をすくわれる形となり、後半も伸び悩んだまま5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70のラウンドで、通算10アンダー単独3位に後退している。

 通算9アンダーの4位タイには、この日ベストスコアとなる7アンダー65をマークしたスコット・ジェイミソン(スコットランド)とマシュー・フィッツパトリック(英)がランクイン。マクシミリアン・キーファー(独)は、リッチー・ラムゼイ(スコットランド)らと並ぶ通算5アンダー14位タイ。ジーブ・ミルカ・シン(インド)は通算2アンダーで33位タイにつけている。

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