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金庚泰が激闘を制して3年ぶりV 優作は日本人最高4位タイ

更新日:2015/06/14 21:01
金庚泰が激闘を制して3年ぶりV 優作は日本人最高4位タイ

 

 国内男子ツアーのタイランドオープンは現地時間14日、タイのサイアムCC プランテーションCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2010年賞金王の金庚泰(韓)が通算21アンダーまでスコアを伸ばし、今季初優勝を挙げた。

 最終日はトップと1打差の単独2位で出た金と、2打差3位タイから出た19歳・王情訓(韓)の一騎打ちに。ハーフターンした時点では、前半を6アンダーで回った王がリードしたものの、サンデーバックナインでスコアを伸ばせず足踏みするのを尻目に金は4バーディを奪取。17番でリードを奪うパットを沈めると、この日初めてガッツポーズを見せた。

 そして迎えた最終18番パー4、王がフェアウェイからの第2打をピンそばにぴたりとつけてプレッシャーをかけたものの、金も負けじとバーディパットをねじ込んで再びガッツポーズ。2012年以来、約3年ぶりとなるツアー6勝目をタイの地で飾ってみせた。

 19歳の王は18番で短いパットを2度外し、通算18アンダーで単独2位。単独トップからスタートしたジョシュ・ヤンガー(豪)は、2バーディ、3ボギーの1オーバー73とスコアを落とし、通算14アンダー単独3位に終わっている。

 日本人最上位は、通算13アンダー4位タイに入った宮里優作。この日、4アンダー68でラウンドした岩田寛が、通算12アンダー6位タイでフィニッシュしている。トップと3打差の5位タイからスタートした宮本勝昌は、前半を2オーバーで折り返すなど、3オーバー75で通算9アンダー19位タイ。昨季賞金王の小田孔明は、通算3オーバー68位タイで大会を終えている。

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