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松山英樹、21位タイで週末へ 石川は巻き返しならず予選落ち

更新日:2015/06/20 13:51
松山英樹、21位タイで週末へ 石川は巻き返しならず予選落ち
21位タイで決勝ラウンドに進出した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間19日、ワシントン州のチャンバーズ・ベイを舞台に第2ラウンドの競技を終了。松山英樹は1オーバー71でラウンドし、通算1オーバー21位タイで決勝ラウンドに進出した。

 第1ラウンドを日本勢最高の26位タイで終えていた松山。立ち上がりの1番をボギーとした直後の2番で長いバーディパットを沈めてイーブンパーに戻すも、前半最後の9番パー3でダブルボギーを喫してしまう。それでも、バックナインに入り12番パー4では1オンに成功しバーディ。14番パー4でも、第2打をピンそば約3メートルにつけてスコアを伸ばした。

 その後はパーを並べて2日目を終え、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー71とアンダーパーでのラウンドとはならなかったが、粘りのプレーで優勝への可能性を十分に残した。日本人初のメジャー制覇に向けて、ムービングサタデーで上位進出となるだろうか?

 一方、初日98位タイと大きく出遅れた石川遼は、日本勢で唯一午前中にティーオフ。立ち上がりの1番でバーディを奪うなどフロントナインは良いリズムでプレーを展開していたが、9番でボギーを喫すると、10番ではフェアウェイ左のフェスキューに入れてしまい4オン、2パットのダブルボギー。その後も3ボギーを叩き、3バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの5オーバー75でホールアウトとなった。初日1つだったバーディはこの日3つに増えたものの、9番からの3ホールでの失速が響いて通算9オーバー107位タイに沈み、3年ぶりの全米オープンは予選落ちに終わっている。

 通算5アンダーで首位に並んだのはマスターズ王者のジョーダン・スピース(米)とパトリック・リード(米)。その他の日本勢は、藤田寛之は通算6オーバー76位タイ、川村昌弘が通算7オーバー85位タイ、薗田峻輔が通算11オーバー131位タイで決勝ラウンド通過を逃している。

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