川村、日本勢トップから出るも予選落ち 藤田、薗田も決勝ラウンド進出ならず
米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンゴルフ選手権が現地時間19日にワシントン州のチャンバーズ・ベイを舞台に第2ラウンドの競技を終了した。松山英樹と並ぶ日本勢トップの26位タイから出た川村昌弘は、通算7オーバー85位タイで予選敗退。また、藤田寛之は通算6オーバー76位タイ、薗田峻輔は通算11オーバー131位タイで決勝ラウンド進出を逃している。
今大会がメジャー初出場の川村は、出だし10番から連続ボギーを喫すると、12番で一つスコアを戻すも後が続かず。17番からも連続でボギーを叩いて前半を3オーバーで折り返す。バックナインでは1番こそバーディとしたものの、以降は最終9番まで1つもスコアを伸ばせないまま5ボギーを重ね、2バーディ、9ボギーの7オーバー77でホールアウトとなった。
52位タイからスタートした藤田は、12番からバーディを先行させるも13番、17番でボギーを叩き、1オーバーでハーフターン。迎えた後半も2連続を含む3ボギーでスコアを落とし、1バーディ、5ボギーの4オーバー74でホールアウトしている。この結果、日本勢2番手の通算6オーバー76位タイにつけたものの、決勝ラウンドへの切符をつかむことは出来なかった。
前半をノーボギーの3オーバーで終えた薗田は、後半12番でこの日最初のバーディを奪取。最終18番はボギーとしたものの、17番までパーセーブを続けるなどバックナインでは安定感のあるプレーを見せ、1バーディ、4ボギーで3オーバー73でのホールアウトとなった。通算11オーバー131位タイに順位を上げたものの、初の全米オープン出場は予選落ちという結果に終わっている。なお、98位タイからスタートの石川遼は、通算9オーバー107位タイで同じく予選敗退。松山は1オーバー71のラウンドで通算1オーバー21位タイにつけ、日本勢唯一の決勝ラウンド進出を決めている。