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J.スピース、P.リードがトップタイに! D.ジョンソンは終盤失速

更新日:2015/06/20 13:47
J.スピース、P.リードがトップタイに! D.ジョンソンは終盤失速
首位タイに浮上したJ.スピース。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間19日、ワシントン州チャンバーズ・ベイで第2ラウンドの競技を終了。パトリック・リード(米)とジョーダン・スピース(米)が通算5アンダーでトップタイに並び、決勝ラウンドへコマを進めることとなった。

 トップと1打差の単独3位から出たリードは、前半を3バーディ、2ボギーの1アンダーで折り返すと、12番パー4でイーグルを奪い3アンダーまでスコアを伸ばす。直後の13番、15番をボギーとするも、16番をバーディとし、単独首位で決勝ラウンドを迎えるかと思われたが、最終18番で約6メートルのパーパットを沈めることが出来ずボギー。1アンダー69とスコアは伸ばしながらも1イーグル、5バーディ、6ボギーと出入りの激しいラウンドとなった。

 一方、午前中の早い時間にティーオフしたスピースは、スタートホールの10番でバーディを奪うなど、前半で4バーディをマーク。18番こそダブルボギーとしたものの、後半も2バーディ、1ボギーと安定したプレーでスコアを伸ばし、6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの3アンダー67でラウンド。マスターズからのメジャー連勝を目指す21歳の若武者が、最高の位置で週末を迎えることとなった。

 その他上位は、通算4アンダーの3位タイにダスティン・ジョンソン(米)とブランデン・グレイス(南ア)が並んだ。ジョンソンは、一時通算7アンダーまでスコアを伸ばしながらも、上がり5ホールで3ボギーと失速。ムービングサタデーではスコアを伸ばすことができるだろうか。

 松山英樹は、通算1オーバーでアダム・スコット(豪)らと並び21位タイで決勝ラウンドに進出。キャリアグランドスラムを目指すフィル・ミケルソン(米)は、4オーバー74と崩れながらも通算3オーバー35位タイ、世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算4オーバー44位タイで予選通過となっている。

 一方、ディフェンディング・チャンピオンのマーティン・カイマー(独)は通算6オーバー76位タイで、カットラインに1打及ばず予選落ち。初日「80」と大きく出遅れたタイガー・ウッズ(米)は6オーバー76と巻き返すことができず、通算16オーバー150位タイで大会を後にしている。

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