3打差の松森、初勝利なるか?! トップは通算9アンダーの李
国内女子ツアーのニチレイレディスは20日、今年開場50周年の千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コースを舞台に、第2ラウンドの競技を終了。10位タイからスタートした松森彩夏が通算6アンダー3位タイとなった。
21歳松森は、出だし1番でバーディを奪取。その後も5番、8番をバーディとするなど、前半を2アンダーで折り返す。後半は11番からの4ホールで2つスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギーでホールアウト。トップと3打差と好位置につけた。
松森は今季、フジサンケイレディスクラシックで1打差の2位タイ、リゾートトラスト レディスで7位タイと惜しくも優勝を逃している。先日行われた全米女子オープン(現地時間7月9日〜12日/ペンシルバニア州ランカスターCC)のセクショナル・クオリファイング(最終予選)では本選出場権を獲得し、調子は上向き。勢いそのままに初戴冠となるのだろうか。
初日2位タイの李知姫(韓)は、1番から連続バーディと最高の立ち上がり。さらに前半のうちにもう1つスコアを伸ばすと、バックナインでも2バーディをマークした。18ホールを通してノーボギーの5アンダー67で回り、通算9アンダーでリーダーボードのトップに浮上。3月のヨコハマタイヤゴルフトーナメントに次ぐ、今季2勝目に王手をかけた。
18位タイから出たディフェンディング・チャンピオンの申ジエ(韓)は、3番からの6ホールで3バーディ。その後も2つスコアを伸ばしてノーボギーの5アンダー67でホールアウトした。最終日は、通算6アンダー3位タイからの逆転優勝を目指す。
その他上位は、通算7アンダーの単独2位に昨季賞金女王アン・ソンジュ(韓)、通算5アンダー単独6位に6バーディ、ノーボギーの6アンダー66でラウンドした鈴木愛がつけている。2013年賞金女王の森田理香子は、6番からの5ホール連続バーディを奪うも、後半に3ボギー、1ダブルボギーとスコアを落とし、通算2アンダー14位タイとなっている。