石川、全英OP出場決められず 112位タイで予選敗退
米男子ツアーのトラベラーズ選手権が現地時間26日、コネチカット州TPCリバー・ハイランズを舞台に第2ラウンドの競技を終了。日本から唯一出場の石川遼は4オーバー74でホールアウトし、通算2オーバー112位タイで予選敗退を喫した。
51位タイから上位進出を目指した石川は、出だし10番パー4でティーショットを大きく右に外してペナルティーとなり、ダブルボギーでの最悪のスタートを切ってしまう。その後も13番で1つスコアを落とすと、前半ではバーディを奪えないまま3オーバーでハーフターン。後半も3番から連続ボギーを喫するなど悪い流れを払拭し切れず、以降は6番でこの日最初のバーディを記録するにとどまり、1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのラウンドで、目標としていた今大会での全英オープン(現地時間7月16〜19日/スコットランド、セントアンドリュース)出場権獲得は叶わなかった。
単独首位から出たバッバ・ワトソン(米)は、通算11アンダーにスコアを伸ばしてリーダーボードのトップを堅守。前半をノーボギーの1アンダーで折り返すと、バックナインでもスコアを落とすことなく2バーディを重ね、3バーディ、ノーボギーの3アンダー67でホールアウトしている。2打差の2位タイにはブライアン・ハーマン(米)、ブライアン・スチュアード(米)、カール・ペターソン(スウェーデン)の3人が並んだ。
2位タイからスタートしたキーガン・ブラッドリー(米)は、1アンダー69とスコアを伸ばしきれず通算7アンダー8位タイに後退。パワーランキング(優勝予想)3位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)はツアー11勝のザック・ジョンソン(米)らとともに通算5アンダー20位タイに入った。
そのほか、優勝予想1位のブラント・スネデカー(米)は、元世界ランキングNo.1のルーク・ドナルド(英)、今季1勝のスティーブ・ボウディッチ(豪)、ビリー・ホーシェル(米)らと並ぶ通算4アンダー34位タイで予選ラウンドを通過している。