石川遼、巻き返しならず76位 全英OPへの切符つかめず
更新日:2015/07/06 09:48
掲載日:2015/07/06 08:53
米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックが現地時間5日、ウェストバージニア州のザ・オールドホワイトTPCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。75位タイからのスタートとなった石川遼はイーブンパー70とスコアを伸ばせず、通算イーブンパー76位で4日間の競技を終えた。
石川は出だし1番からティーショットを右のラフに外してボギー発進。予選ラウンドで不調だったドライバーが再び足を引っ張り出鼻をくじかれると、5番パー4で2打目をピンそば約4.5メートルに寄せてバーディとするも後が続かず。8番ボギー、9番バーディとスコアを伸ばし切れないまま、イーブンパーで前半を折り返す。
巻き返しを狙った後半は、立ち上がりからなかなかスコアを伸ばせない歯がゆい展開。13番パー4で1打目を右ラフに、2打目をバンカーに入れながらパープレーで切り抜けるなど、苦しみながらも我慢を続けた。結局バックナインも1バーディ、1ボギーの足踏みに終わり、18ホールを通じて3バーディ、3ボギーのラウンド。全英オープン(16〜19日/スコットランド、セントアンドリュース)出場権獲得という今大会の目標は果たせなかった。
大会最終日は、ダニー・リー(ニュージーランド)、デビッド・ハーン(カナダ)、ロバート・ストレブ(米)、ケビン・キスナー(米)の4人が通算13アンダーで並び、勝負はプレーオフへ突入。その1ホール目をバーディ、2ホール目をパーとしたリーが、悲願のツアー初勝利を果たしている。