石川、2アンダー69で61位タイ発進 J.スピースは101位タイ出遅れ
更新日:2015/07/10 14:29
掲載日:2015/07/10 10:03
米男子ツアーのジョン・ディア・クラシックは現地時間9日、イリノイ州のTPCディアランを舞台に第1ラウンドの競技を終了。日本から唯一出場の石川遼は2アンダー69のラウンドで61位タイとなった。
全英オープン(16〜19日/スコットランド・セントアンドリュース)出場権のみならず、来季のシード権獲得に向けても上位に食い込みたい石川は、立ち上がりの2番パー5で2オンに成功すると、10メートル強のイーグルパットこそ外すもきっちりバーディを奪取。その後の5番でも1つスコアを伸ばしたが、直後に6番からの3ホールで2ボギーを叩き、前半をイーブンパーで折り返す。
後半は出だし10番から幸先良くバーディを奪取。11番では約9メートルのバーディチャンスを逃してパープレーとし、13番でこの日4つ目のバーディを獲り、4バーディ、2ボギーでのホールアウトとなった。
優勝候補筆頭のジョーダン・スピース(米)は101位タイと大きく出遅れ。前半5番でバーディを先行させたスピースだったが、8番から連続ボギーを叩いて1オーバーで後半へ突入。11番のボギーで一時2オーバーまでスコアを落とすも、13番からの連続バーディでなんとか持ち直し、3バーディ、3ボギーのイーブンパー71で初日を終えている。
8アンダー63の首位タイにはジャスティン・トーマス(米)とニコラス・トンプソン(米)。トップと1打差の3位タイにはチャールズ・ハウエルIII(米)とルーク・ガスリー(米)がつけている。
そのほか、前週にツアー初勝利を挙げたダニー・リー(ニュージーランド)は3アンダー68で37位タイとなり、今季1勝のスティーブ・ボウディッチ(豪)は3オーバー74と崩れて144位タイに沈んでいる。