T.オルセンが単独トップ　王者J.ローズらも好スタート

　欧州ツアーのアバディーン・アセット・マネジメント・スコティッシュ・オープンが現地時間9日、スコットランドのグランGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ツアー通算2勝の25歳、トービヨン・オルセン（デンマーク）がノーボギーの7アンダー63をマークし、全英オープンの前哨戦で単独首位に立った。

　今年2月に左手の手術を受け、3ヶ月間の離脱を強いられていたオルセンは「18番以外のすべてのホールでパーオンできたし、フェアウェイもキープできた」とコメント。並み居る強豪を押しのけての首位に「まだロースコアを出せることを見せられた」と胸を張った。

　1打差の単独2位にはダニエル・ブルックス（英）。3位タイには5アンダー65で世界ランク12位のジミー・ウォーカー（米）、アルハンドロ・カニサレス（スペイン）ら7選手が並んでいる。

　ディフェンディングチャンピオンのジャスティン・ローズ（英）、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）、リッキー・ファウラー（米）、マット・クーチャー（米）ら実力者は揃って4アンダー66で10位タイ。ローズはパットで多くのチャンスを逃し「イライラしていた」と明かしながらも16番からの3ホールで2バーディを奪取。最近不調が続いていたマクドウェルは、上がり2ホールを連続の3パットボギーとしたものの、好位置につけたことに手応えをつかんでいた。

　フィル・ミケルソン（米）はパットに苦しみながらも1アンダー69に収め、54位タイ発進となった。