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メジャー3連勝へ勢い J.スピースが全英前哨戦でプレーオフV 石川は72位タイ

更新日:2015/07/13 13:08
メジャー3連勝へ勢い J.スピースが全英前哨戦でプレーオフV 石川は72位タイ
メジャー3連勝を目指す全英オープンに向け、最高の形で今大会を締めくくったJ.スピース。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのジョン・ディア・クラシックは現地時間12日、イリノイ州のTPCディアランを舞台に最終ラウンドの競技を終了し、単独トップからスタートしたジョーダン・スピース(米)が、トム・ギリス(米)とのプレーオフを制して今季4勝目を獲得。一方、69位タイから出た石川遼は通算3オーバー72位タイで大会を終えている。

 前日に自己ベスト「61」をマークして単独首位まで浮上したスピース。後続と2打差からスタートした最終日は、ノーボギーで回った前日とは打って変わって1番からボギー、バーディ、ボギーと出入りの激しいゴルフを強いられる。それでも、6番でバーディを奪ってイーブンパーで折り返すと、後半は11番でボギー先行となるもそこから4つスコアを伸ばし、6バーディ、3ボギーの3アンダー68でホールアウト。この日7アンダー64の猛チャージを見せたギリスと通算20アンダーで並び、プレーオフに突入する。

 18番パー4で行われたプレーオフ1ホール目を両者ともにパーで終えると、同じく18番でプレーされた2ホール目ではギリスが2打目を池に入れた一方、スピースがパープレーとして決着。2013年にツアー初優勝を果たした思い出の大会で再び勝利を手にし、メジャー3連勝を目指す全英オープン(16〜19日/スコットランド、セントアンドリュース)に向け、最高の形で今大会を締めくくっている。

 一方、前日に「77」の大叩きで69位タイまで後退した石川は、前半2番でバーディを先行させるも、そこから7番、9番とスコアを落として1オーバーで前半を折り返す。バックナインでは11番でボギー先行という苦しい立ち上がりから最後までスコアを伸ばすことが出来ず、1バーディ、3ボギーの2オーバー73でこの日の競技を終了。最終日に上位進出とはならなかった。

 トップと1打差の3位タイには、2012年王者のザック・ジョンソン(米)と前週大会からの連勝を狙ったダニー・リー(ニュージーランド)。さらに1打差の5位タイにはツアー初勝利を狙っていたジャスティン・トーマス(米)ら3人が並んだ。

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