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片山が今季初勝利に王手 B.ワトソンは2打差単独3位から逆転狙う

更新日:2022/10/26 00:57
片山が今季初勝利に王手 B.ワトソンは2打差単独3位から逆転狙う

 

 国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズが14日、静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。片山晋呉が2アンダー70でラウンドし、通算14アンダーで今季初優勝に王手をかけた。

 トップタイから出た片山は、前半の3番、8番でバーディをマークし2アンダーで折り返すと、後半は1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、リーダーボードのトップをキープ。ツアー通算29勝目に大きく近づいた。通算13アンダーの単独2位にタンヤゴーン・クロンパ(タイ)。一方、バッバ・ワトソン(米)は1オーバーで迎えた後半の11番、15番でバーディを奪うも、16番でボギーを喫して2バーディ、2ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばせず。通算12アンダー単独3位から逆転優勝を狙う。

 通算4アンダーの11位タイには、この日のベストスコアタイとなる「67」をマークした21歳の稲森佑貴、武藤俊憲、宮里優作、I・J・ジャン(韓)がつけている。昨季賞金王の小田孔明は通算10アンダーで、藤本佳則らと並び8位タイ。通算9アンダー12位タイには、プラヤド・マークセン(タイ)、カート・バーンズ(豪)が並んでいる。

 2週連続優勝を狙う谷原秀人はイーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算7アンダー17位タイに後退。29位タイから出た石川遼は、インスタートの前半を2アンダーで回ると、後半は1バーディ、1ボギーでまとめ、2アンダー70でラウンド。通算6アンダー24位タイで最終日を迎えることとなった。

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