G.ノーマン主催大会が開幕! 変則タッグマッチを制するのは?
世界ゴルフ殿堂メンバーのグレッグ・ノーマン(豪)がホストを務めるチャリティイベント、フランクリン・テンプルトン・シュートアウトが現地時間10日、フロリダ州チバロンGCを舞台に開幕を迎える。
トッププロ2名ずつがチームを組み、3日間それぞれ違う方式で争われる本大会。初日は2人がティーショットを打ち、良い方のボールを採用。そこからまた2人が第2打を打ち、良い方を選択して進むスクランブル方式で争われ、2日目は変則オルタネート方式(2人がそれぞれティーショットを打ち、良かった方のボールを選択。選択されなかった方のプレーヤーが2打目を打ち、交互にプレーする)、最終日はベターボール方式(2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアを採用する)でプレーされる。
昨年大会ではジェイソン・デイ(豪)&キャメロン・トリンガル(米)ペアが初日から首位を快走。2日目、3日目もトップを譲ることなく、連覇を目指したマット・クーチャー(米)&ハリス・イングリッシュ(米)ペアを1打差でかわす通算32アンダーで完全優勝を果たした。
昨年覇者のトリンガルは今大会にカミロ・ビジェガス(コロンビア)とのコンビで参戦。デイは長女の誕生を理由に今大会の出場を辞退しており、当初はクリス・カーク(米)が代替出場する予定だったが、同選手は開幕直前に負傷による欠場を表明。これにより、トリンガルはビジェガスとの初タッグで連覇を狙うこととなった。
クーチャー&イングリッシュ組はトロフィ奪還へ向けて今年もフィールド入り。今大会を3度制しているケニー・ペリー(米)もスティーブ・ストリッカー(米)とのベテランコンビで王座返り咲きを目指す。また、今年の全英オープン覇者、ザック・ジョンソン(米)は、昨年プロ転向した23歳、パトリック・ロジャース(米)とのタッグで大会初制覇に挑む。