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LPGAが逆転で3ツアーズ連覇達成! JGTOは最終ホールの池に泣く…

更新日:2022/10/26 00:57
LPGAが逆転で3ツアーズ連覇達成! JGTOは最終ホールの池に泣く…

 

 オフシーズンの恒例となった国内3大ツアーの対抗戦、Hitachi 3Tours Championship 2014(日立3ツアーズ選手権)が13日、千葉県のグリッサンドゴルフクラブを舞台に開幕。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)チームが10ポイントを獲得し、9.5ポイントの日本ゴルフツアー機構(JGTO)チーム、7.5ポイントの日本プロゴルフ協会(PGA)チームを退け、大会連覇を飾った。

 今大会はチャリティを目的に男子、女子、シニアという国内3大ツアーが、最強の称号をかけて戦うチーム戦。JGTO、LPGA、PGAの3団体から6名ずつ選出され、総勢18名のトッププレーヤーが激戦を繰り広げた。競技はインコース9ホールのみを使用する。

 1位チームに2ポイント、2位チームに1ポイント、3位チームに0ポイント(同スコアの場合はポイントを分け合う)が与えられる1stステージはベストボール方式(2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアを採用する)。第1組では5バーディをマークしたJGTOの武藤俊憲&片岡大育が2ポイントを獲得。第2組では、上田桃子&テレサ・ルー組が1打リードを許していた6番から3連続バーディを奪取して逆転し、マッチを制した。

 そして、第3組ではPGAの渡辺司&米山剛が5バーディをマーク。JGTOの池田勇太&金亨成と並んでトップに立ち、1.5ポイントを分け合った。この結果、JGTOが3.5ポイント、LPGAが3ポイント、PGAが2.5ポイントと全チームが1ポイント以内の接戦で1stステージが終了となった。

 2ndステージでは、1位チームに3ポイント、2位チームに2ポイント、3位チームに1ポイント(同スコアの場合はポイントを分け合う)が与えられ、各ペアが一つのボールを交互に打つオルタネート方式を採用。第1組はJGTOの武藤俊憲&松村道央が最終9番を1ストロークのリードで迎えたものの、痛恨の池ポチャでダブルボギー。一方、LPGAの菊地絵理香&渡邉彩香はバーディを奪い、大きな3ポイントをチームにもたらした。

 さらに第2組でもJGTOの岩田寛&金亨成(韓)が番で池につかまり、ダブルボギー。イーブンパーまでスコアを落とすと、2アンダーでホールアウトしたLPGAがこのマッチでも3ポイントを勝ち取り、この時点で優勝が決定した。第3組は池田勇太&片岡大育が意地を見せ、4バーディを奪って勝利している。

【最終順位】
優勝:LPGA(10ポイント)
2位:JGTO(9.5ポイント)
3位:PGA(7.5ポイント)

【1stステージ結果】
第1組
JGTO:武藤俊憲/片岡大育 -5(2ポイント)
PGA:室田淳/崎山武志 -2(0ポイント)
LPGA:菊地絵理香/渡邉彩香 -3(1ポイント)

第2組
JGTO:岩田寛/松村道央 -3(0ポイント)
PGA:田村尚之/平石武則 -4(1ポイント)
LPGA:上田桃子/テレサ・ルー(台) -5(2ポイント)

第3組
JGTO:池田勇太/金亨成(韓) -5(1.5ポイント)
PGA:渡辺司/米山剛 -5(1.5ポイント)
LPGA:大山志保/イ・ボミ(韓) -3(0ポイント)

【2ndステージ結果】
第1組
JGTO:武藤俊憲/松村道央 -2(2ポイント)
PGA:田村尚之/平石武則 -1(1ポイント)
LPGA:菊地絵理香/渡邉彩香 -4(3ポイント)

第2組
JGTO:岩田寛/金亨成(韓) E(1ポイント)
PGA:渡辺司/米山剛 -1(2ポイント)
LPGA:上田桃子/テレサ・ルー(台) -2(3ポイント)

第3組
JGTO:池田勇太/片岡大育 -3(3ポイント)
PGA:室田淳/崎山武志 -2(2ポイント)
LPGA:大山志保/イ・ボミ(韓) -1(1ポイント)

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