松山、S.ケルドセンに快勝 決勝トーナメント進出の可能性残す
更新日:2016/03/25 10:46
掲載日:2016/03/25 09:16

世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-デル・マッチプレー選手権が現地時間24日、テキサス州のオースティンCCを舞台にグループステージの第2試合を終了。日本勢で唯一出場の松山英樹は、ソレン・ケルドセン(デンマーク)に4アンド2と快勝し、今大会初勝利を挙げた。
大会初日はラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)に敗れた松山だったが、この日は立ち上がりの1番パー4で相手がボギーを叩き、早々にリードを奪うと、4番、6番でバーディを奪うなどショットが冴えて4ホールを連取。一気に5アップまで差を広げる。
9番から連続ボギー、さらに11番ではティーショットを池に入れるなど、一時2アップまで差を詰められる場面もあったが、12番では1.2メートル、13番では1.5メートルにつけて連続バーディをマークし、再び4アップに。そして、3アップで迎えた16番パー5でバーディを奪うと、対するケルドセンはバーディパットを外し松山の勝利が決まった。
第12組のもう1試合では、カブレラ-ベロとケビン・キスナー(米)が対戦。ともに初日白星同士の戦いとなったが、カブレラ-ベロが立ち上がりからリードすると、2アップでハーフターン。後半も10番、13番、15番を制して4アンド3と快勝している。
この結果、2連勝のカブレラ-ベロが2ポイントで単独トップ。1勝1敗の松山とキスナーが1ポイント差の2位タイで追う展開となっている。松山がベスト16に進出するには、翌25日に行われるキスナーとの試合に勝利することが絶対条件。そのうえで、カブレラ-ベロがケルドセンに敗れると、決勝トーナメント進出をかけたプレーオフが行われる。