A.スコット、D.ジョンソンが初勝利 新BIG3は揃って2勝目

現地時間23日にテキサス州のオースティンCCを舞台に開幕した世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-デル・マッチプレー選手権。24日のグループステージ第2戦では、アダム・スコット(豪)、ダスティン・ジョンソン(米)らが今大会初勝利を挙げた。
大会初日は引き分けに終わったスコットは、クリス・ウッド(英)と対戦。立ち上がりからリードを奪うと、5番までに3アップと差を広げる。7番からの2ホールを落とし、一時1アップとなったものの、要所でバーディを奪ってリードを守り、3アンド2で勝利。翌25日はベスト16進出をかけて2連勝中のビル・ハース(米)と対戦する。
一方、第1戦でロバート・ストレブ(米)に敗れたダスティン・ジョンソン(米)は、初日勝利のキラデク・アフィバーンラト(タイ)と激突。4番までに3つのホールを奪うと、後半も10番、11番、13番をものにし、5アンド4と圧勝。このグループは、全4選手が1勝1敗で並ぶ混戦となっている。
世界ランキングトップ3は、この日もそろって白星を挙げた。世界No.1のジョーダン・スピース(米)はビクトル・ドゥブイソン(仏)を5アンド4と寄せ付けず。前日の試合で腰を痛め状態が心配されたジェイソン・デイ(豪)は、トンチャイ・ジェイディ(タイ)相手に5アンド3で勝利した。同No.3のローリー・マキロイ(北アイルランド)はスマイリー・カウフマン(米)に3アンド1で白星を収め、第3戦で2連勝中のケビン・ナ(米)と対戦する。
また、第9組ではパトリック・リード(米)とフィル・ミケルソン(米)がともに2連勝。第3戦で決勝トーナメント進出をかけて対戦する。黒星発進となったリッキー・ファウラー(米)はスコット・ピアシー(米)相手に引き分け。2試合で0.5ポイントにとどまり、第3戦での勝利が必須となった。