J.デイが今季2度目の完全優勝で“第5のメジャー”制覇!
米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権が現地時間15日、フロリダ州のTPCソーグラスで最終ラウンドの競技を終了。単独首位から出たジェイソン・デイ(豪)が1アンダー71で回り、通算15アンダーで今季3勝目を挙げた。
後続に4打差つけてスタートしたデイは、6番で2.5メートルのパーパットを外してボギーが先行。さらに9番パー5でもスコアを落とし、前半を2オーバーで折り返す。一時は2打差までリードが縮まりはしたものの、サンデーバックナインの10番パー4でこの日初めてのバーディをマーク。16番では難しい5メートルを読み切ってバーディパットを沈めると、16番パー5でもスコアを伸ばして逃げ切り。初日から首位を守り切っての完全優勝は今季2度目となり、“第5のメジャー”と呼ばれるビッグトーナメントを制した。
通算11アンダー単独2位には、ケビン・チャペル(米)。8バーディ、1ボギーの7アンダー「65」と大きくスコアを伸ばした今季1勝のジャスティン・トーマス(米)が、通算10アンダーでマット・クーチャー(米)、コルト・ノスト(米)、ケン・デューク(米)と並んで3位タイに入っている。一方、今大会初の日本人優勝を目指し最終組でスタートした松山英樹は1オーバー73とスコアを落とし、通算9アンダーでフランセスコ・モリナリ(伊)と同じ7位タイに終わっている。
世界ランキングNo.3のローリー・マキロイ(北アイルランド)は2アンダー70とスコアを伸ばし、通算7アンダーでアダム・スコット(豪)らと並び12位タイに。同10位のジャスティン・ローズ(英)は通算5アンダー19位タイとなっている。4アンダー68でラウンドしたダスティン・ジョンソン(米)は通算3アンダーでビリー・ホーシェル(米)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)らと28位タイ。バッバ・ワトソン(米)は通算イーブンパー43位タイとなっている。