宮里、今週2つ目のイーグル飛び出すも23位タイ 谷原は51位タイ終戦
更新日:2016/06/20 12:21
掲載日:2016/06/20 09:55
今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間19日、ペンシルベニア州のオークモントCCで順延となっていた第3ラウンドと最終ラウンドの競技を終了。暫定21位タイから出た宮里優作は最終ラウンドを4オーバー74で回って通算7オーバー23位タイに入り、谷原秀人は通算12オーバー51位タイで大会を終えた。
前日までに第3ラウンドを「71」で回り終えていた宮里。36歳の誕生日であるこの日、上位進出を目指した最終ラウンドはパーを並べて迎えた8番からダブルボギー、ボギーと落として3オーバーで折り返す。すると、後半は4ボギーを喫しながらも11番でバーディ、14番パー4では残り160ヤード直接カップインで今週2つ目のイーグルを奪って歓喜のダンス。1イーグル、1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの4オーバー74で日本勢最高位でのフィニッシュとなった。
谷原は第3ラウンドの後半8番からプレー再開。残り2ホールをパーとして4オーバー74で同ラウンドを締めると、最終ラウンドは序盤からパープレーでの我慢が続き、9番パー4で手痛いダブルボギー。後半12番、14番のバーディでイーブンパーに戻したが、そこから2つ落として2オーバー72のラウンドで最終日を締めくくっている。
通算4アンダーで大会を制したのはダスティン・ジョンソン(米)。暫定3位タイからスタートのジョンソンは第3ラウンドを1オーバー71で締めたあと、最終ラウンドを1アンダー69とし、暫定首位から出たシェーン・ロウリー(アイルランド)らをかわして悲願のメジャータイトル獲得を果たした。3打差2位タイにはロウリー、ジム・フューリック(米)、スコット・ピアシー(米)の3人が入っている。